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快眠屋おの<公式サイト> / ブログ  / 商品情報|イタリア・LOMBARDAロンバルダ ピュアカシミヤ100%毛布[REGALOレガーロ]
ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ブランドタグを真上から撮影した写真

商品情報|イタリア・LOMBARDAロンバルダ ピュアカシミヤ100%毛布[REGALOレガーロ]

イタリア LOMBARDA
ピュアカシミヤ毛布[REGALOレガーロ]

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ベッドの上で人が毛布をかけている状態
ロンバルダ・カシミヤ100%毛布のディテール-コーナーの縫製
ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ブランドタグを真上から撮影した写真
ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ベッドに掛かっている様子を正面から撮影したもの

[サイズ]約150×220cm
[素材]経糸・緯糸ともにカシミヤ100%
[重さ]約900g (製品個体差があります)
[色]ダブルフェイス仕様(片面ブラウン、片面ベージュ)
[製造国]イタリア
[価格]165,000円(税込)

ロンバルダとの出会いは2023ハイムテキスタイル

2024ドイツ出張

ロンバルダとの最初の出会いは2023年のハイムテキスタイル。彼らのブースで何気なく手に取ったサンプルの風合いが非常に良く、特にカシミヤ系の風合いは抜群でとろりとなめらか。これはいいものだと取引をスタートさせました。

レッフェ

ロンバルダはミラノから車で1時間程度のレッフェという小さな街にある家族経営の会社です。彼らのこだわりは真のメイドインイタリーであることと、カシミヤやウール、キャメルといった自然素材を使用することです。そのこだわりから、紡績spinning→製織weaving→仕上げ加工finishing→縫製装飾confectioning、を自社工場で一貫して担っています。マラゾットやマルティネリといったグローバルなテキスタイルブランドとは規模感が全く違いますが、規模が大きくなればメイドインイタリーにこだわることは難しくなるでしょうから、規模感を聞いて納得です。

ロンバルダ・カシミヤ毛布のディテール

そこで最初に作ってもらったのはカシミヤ60%メリノウール40%の毛布でした。昨年入荷したLORENZO(上写真)のことですね。ブースでサンプルを触った時から良い仕上がりになるだろうと思っていましたが、いざ届いた毛布を確認すると期待通りの質感、風合い、暖かさ。直輸入という価格的メリットもあり、多くのお客様にお買い求めいただきました。実際に我が家でも昨年の8月から今に至るまで約1年使用していますが、非常に良好な使用感で大満足です。

今年のオーダーをどうするか問題。カシミヤ100%にトライするか、昨年と同じカシミヤ60%でいくか。

2024ドイツ出張
ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-表面のディテール

ありがたいことにわずか数ヶ月でLORENZOの在庫がほぼなくなってしまったので、今年もドイツに行く前から新たにロンバルダにオーダーを入れると決めていました。
しかし昨年と同じLORENZOの色違いをオーダーするか、今回はよりハイグレードなカシミヤ100%をオーダーするかの二択で決めあぐねている状態。(理想はどちらもと言いたいところだったのですが、ロットを考えると我々の規模ではそれは難しい…)
二日間、現地で迷いに迷った結果、、、今年はカシミヤ100%にトライすることにしました。商売的な意味で売りやすさを求めるなら価格のリーズナブルなカシミヤ60%ウール40%が正解な気もするのですが、今回はロンバルダのカシミヤ100%の心地よさをお伝えしたいという気持ちが勝りました。それだけ質感が良かったのです。

LORENZOからの変更点

カシミヤ100%になったというのは当然として、今年のREGALOは昨年のLORENZOと一部仕様を変更しています。

①オモテとウラで色が違うダブルフェイス仕様

LORENZOはオモテもウラもどちらも同じグレーでしたが、今回はブラウンとベージュのダブルフェイス(リバーシブル)仕様で仕上げることにしました。使用感には関係ないので見た目の話です。

②150×220cmのロングサイズ

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ベッドに垂れ下がっている様子

2つ目の仕様変更はサイズです。
LORENZOは150×205cmだったのに対して、REGAROは約150×220cmで15cmほど丈が長くなっています。背が大きい方でも足先がはみ出ることがなく、より温もりを感じられるサイズです。基本的にはカシミヤの心地よさを味わってもらうために掛布団の内側で使用することをオススメしていますが、仮に掛布団の外側から掛けてお使い頂いたとしても掛布団を余裕を持って覆うことができるので保温性が増しています。

③ヘム巻きではなく三つ巻き仕上げ

LORENZOはヘム巻き仕上げでしたが、REGALOは三つ巻き仕上げとし、襟元もカシミヤの柔らかさが感じられるように作ってもらいました。(LORENZOのヘムはウール100%)
見た目の高級感はヘム巻きに軍配が上がりますが、襟元部分のしなやかさ、なめらかさは三つ巻きが有利です。より使用感が向上する仕様になったと考えています。

早速自宅でREGALOを使用してみました

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-自宅のベッドで使用している様子

毛布が届いてから早速自宅で使用してみました。現時点(9/28)で4週間ほど使っておりますが、期待通りのたまらない掛け心地です。不快な蒸れ感も一切なく、常にサラサラしているのでベタつきもありません。エアコンで温湿度を適度に下げるという前提があれば夏でもカシミヤ製品は断然アリです。湿気を吸っても繊維の表面が湿らないのは大きなアドバンテージですね。(毛布1枚を身体にかけて使っています。室温は25〜26℃、相対湿度は60%前後の環境です)

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-自宅で使っていたら息子に取られてしまいました

昨年のLORENZOも無論素晴らしいのですが、カシミヤ100%のREGALOはさらにその上をいくしっとりとしたなめらかさ。ダイレクトに質感を感じ取れるように、パジャマを着用せずに下着だけの状態でも使ってみましたが、パジャマが邪魔に思えてくる風合いでした。
これまで、価格だけが立派で実際の使用感は微妙というカシミヤ毛布を数多く見てきましたが(例えば20万、30万円でも)、REGALOのクオリティは圧巻です。我々のような零細店舗ではそうはいきませんが、百貨店でカシミヤ50%ウール50%のインポート毛布が15〜25万円前後で販売されていることを考慮すると、東京なら30万円でも通るんじゃないでしょうか。

想定より抜け毛は少なめ

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-毛布から出た遊び毛

上の写真はREGALOから出た遊び毛の塊です。毛布は多少なりとも遊び毛が必ず出るものですが、モノによって大量に出るものもあればそれほど出ないものもあります。REGALOは起毛タイプであることと、あまりにも風合いが柔らかいことから、かなり大量に出るのではないかと心配していましたが、4週間使ってみた結果、目立った遊び毛は出ず、杞憂に終わりました。遊び毛は使用するにつれ徐々に落ち着いていきますので、使い始めでこれなら一安心です。

試した環境としては、BOXシーツはリネンorコットンニットで、パジャマはダブルガーゼです。掛布団とはまだ一緒に使っていないものの、掛布団カバーがサテンやローンといった滑らかな風合いのものならまず問題ないでしょう。

実際の遊び毛の量は、一緒に使用する掛布団カバーやシーツ、パジャマの素材によって変わってくることがあるので(他には寝返りの多さも)、これだけでは絶対に問題ないとは言えないものの、仮に遊び毛が出やすい周辺環境だったとしても1〜2シーズンも使用すれば落ち着いてくるのではないかと思われます。

布団の上からかけても良し、直接身体にかけても良し

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-ベッドにセットした全景の縦画像

ネットやSNSを見ていると、毛布は掛布団の上にかけて使うべきというのが一般常識になっているようですが、一口に毛布と言っても素材は色々。全てを一緒くたにして使い方を決めるのは早計です。
例えばポリエステルやアクリルといった合成繊維は吸湿性が低いことが多いので、直接身体に掛けて使うと蒸れ感を覚えたり、ツルツルと滑って掛布団がずれ落ちやすくなるという問題があります。この場合は掛布団の上に掛けるのがベターです。

一方でカシミヤ、ウール、シルクといった吸湿性に優れた自然素材系の毛布ならば、掛布団の内側で直接身体に掛けて使うことも有効です。寝床内の湿気のコントロールを毛布に担わせるという考えです。特にREGALOのような極上の風合いの毛布はそのように使って頂くことをオススメします。ダウンジャケットの下にウールやカシミヤのセーターを着るようなものとお考えください。

ロンバルダ・カシミヤ100%毛布-羽毛布団の上に毛布が掛かっている様子

尚、重い毛布の場合は掛布団の上に掛けると毛布の重みで掛布団がつぶれてしまいますが、REGALOは900gと超軽量なのでその心配もありません。布団の上から掛けても良し、体に直接掛けても良しの万能タイプです。

お手入れ方法

毛布をブラッシングするための豚毛ブラシ

基本的には水洗いが難しいので1年に1度を目安にドライクリーニングにお出しいただくのがベターです。掛布団の上から掛けて使う場合は肌に直接触れないので2〜3年に1度でも良いでしょう。ただ当店に送って頂ければ水洗いクリーニングも可能です。

使用していない時期は防虫剤を入れて保管してください。また毛玉ができた場合は天然繊維(豚毛・馬毛など)のブラシで優しくブラッシングをするか、毛玉カッターで処理してください。

1年のうちどの程度使用するかによっても変わってきますが、よほど雑な使い方をしない限り5〜10年は問題なく使えるはずです。丁寧に使えば10年以上使用できます。